一般国道336号の内、広尾町からえりも町庶野までを結ぶ通称「黄金道路」は、地域住民の生活に欠かせない主要道路であり、海からそそり立つ断崖が壮大な景観として知られる観光名所でもあります。反面、落石・土砂崩壊・雪崩・波浪などの災害が多く、交通が寸断されることがしばしばあることから、継続的な防災事業による安全性の確保が不可欠となっています。 今回の工事区間においても土石流の発生が懸念されるため、道路施設及び道路利用者の安全を確保する目的で、土砂受け擁壁を更に大きく造り直します。