急流河川とされる音更川は増水時に河岸の浸食を受けやすいため、長年に渡り築堤・護岸の整備工事がなされてきました。当工事区間は過去、幸いにも洪水による被害を受けていませんが、市街地が隣接するため、築堤の増強が必要とされています。
本工事は、盛土で築堤断面を大きくし、法面の勾配を緩やかにすることで、より大規模な洪水にも耐えられる築堤の構築を目的として行われます。
また、札内川川西築堤工区では、昨年施工された盛土法面部分に、植生のための種子吹き付け工事も行います。
築堤盛土工について
1.築堤盛土
盛土材を層状に敷均し・転圧して盛り上げていきます。
2.盛土完了
天端まで盛り上げれば、盛土工は完了です。
3.覆土・法面整形
植生のため、粘性土で覆土し、表面を整形します。
4.種子散布
植生工(種子・肥料・ファイバー・粘着剤・水を混ぜた材料を法面に吹き付ける)を施し完成です。